纺织姑娘
Weaving Girl
大阪アジアン映画祭2010
①3月11日11:40 ②3月13日16:00
於ABCホール
13日の回を見に行きました。
李麗という紡績工廠に勤める女工の物語。彼女は夫と息子の3人家族だが、夫は“下岗”して今は农贸市场で魚を売っている。しかし息子にはピアノを習わせている。
ある日、工廠で『紡績姑娘』を歌っている最中に、李麗が倒れる。白血病で余命は長くなく、北京に10年前の恋人・赵鲁寒を訪ねに行く。そして赵と北戴河へ一日旅行へ行くが、李麗は一人で先に帰り、鉄道の線路で列車に轢かれ自殺しようとするが未遂に終わる。
西安に戻った李麗は、病状が悪化し入院。その治療費は夫が家を売って工面したため、息子に母の見舞いに来たくなかったと言われる。
そして夫が病室に寝泊まりする中で、李麗は春節で打ち上げられた花火と共に昇天する。
全編を通して『紡績姑娘』という音楽により彩られています。
李麗がいなくなったあと、趙魯寒が自宅で一人っきり、アコーディオンで『紡績姑娘』を弾くシーンは、二人の10年間のすれ違いが重くのしかかります。
モントリオール世界映画祭2009審査員特別賞・国際批評家連盟賞受賞
中国/2009/35mm/カラー/93分/Chinese
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